旧友達の結婚観

 

最近、古い友人達から、結婚の相談をよく聞く。

1人は、4年もお付き合いした人を親に紹介したら、過保護な親に泣きながら大反対を受けて、結局自分から別れを切り出した。

もう1人は、バツイチ子持ちで養育費を支払っている人とお付き合いしていて、早く結婚して子供が欲しいが、お金を貯めるまで待ってくれと言われている。親が会ってくれるまでは話進まないけどと言っていた。

別の子は、今も自身が学業(博士課程)を頑張っているから、卒業したら結婚かもらしい。

また別の子は、非正規の仕事に加え、趣味の延長で副業まで始め、バリバリ仕事をするのが楽しくて、恋愛の話は最近皆無だ。

 

自分があっという間に結婚して、親に反対されても駆け落ちする意気だったし、同じ大学の友人が相手だったから、初めましてで会った時、ある程度の価値観は似てたはずだ。

だからこそ、友人達の様々な結婚へ向けてのストーリーを聞いて、結婚するって本来そんな感じなんだなーっと思った。私はなんかこう、ババババッとしてしまった感がある(笑)

(決して後悔はしていない)

そして、本当に人の人生ってのは人それぞれなんだなーって、当たり前のことを実感した。

昔は同じ地元で同じ狭い世界しか見ていない、同じように過ごしていた友人達も、今や自分も友人達も、全く違う世界にいるし、価値を置くものも異なる。話していると、なんとなく、違うなーと思うことが増える。かつての関係でなくなり寂しいような…複雑な気持ちだ。でも本当は、どっちかって言うと、何故か清々しい気持ちの方が強い。自分の変化を実感するからかもしれない。なんとなくがむしゃらに生きてきたけど、ちょっとは成長できてたのかなーって。あと、正直に言うと、私の生きてきた道の方が正しい!っていう自分を正当化している面もあるやも。私ったら。浅ましや。これも自信のなさの裏返しかな。(_ _).。o○

そんなことを考えた。たまには旧友と会うのも悪くはない。

どれだけ変わってしまったお互いを受け入れられるかが、今後の関係がどの程度密に続いていくかってとこに繋がるのかね。