復職準備を始めて鬱っぽくなる

復職の準備が徐々に始まってきた。

会社から育休社員向けの説明会の案内が来る。

以前書いた記事にもあるが、案内が来たことは私を非常に動揺させ、会社での嫌な記憶を思い出させた。

 

そして、保育園の申込みを終え、現状と復職時期の相談で会社に連絡をした。

まず、どこに相談をしたら良いのか。

私の会社は大きいからか、かなり縦割りだ。

育休をとるときも、詳細の連絡がどこからも回ってこず、かと言って、社内インフラに詳細が記載されているわけでもなく、基本的なことでも自分から疑問点を各関係部署に問い合わせなければならず、とても苛々した覚えがある。

今回も、最初は全社人事の女性推進部署のようなところに連絡をしたら、所属の人事担当にお願いします、と言われ、所属人事に聞いたら、女性推進部に聞いてくださいと言われた。

なんだか上手くいかない。

ただ単に、私がメール内容に、こちらに聞けと言われました、的なことを書けばよかったのかもしれないけれど、そんなことをだらだらと書くより、端的に相談内容だけ書くべきかと思い、省略した。

 

脱線するが、昔、入社当時、口頭で言えることをメールして怒られたり、メール内容を端的にするように言われたり…色々注意されたことがある。そんなことを思い出して、自分はこんなこともできないのかな…と感じた。

 

私の所属は曖昧だ。ブラックボックスみたいな。あるんだかないんだかよく分からない、隠れた部署というか、異動希望で楽な仕事にしてもらったので、ほぼ業務がないような部署だった。そのため、戻るときはどこに戻るのか全く分からない。前と違うことは確かかな。そのため、復職前に誰と面談をするのか。お偉いさんと私がわざわざ面談すべきなのか、気が引ける。かと言って、人事と面談するのも気が引ける。結局、私はお荷物さんなんじゃないのか…。そんな感じで、ずっとぐるぐる頭を駆け巡る。私は何をやってもダメなんじゃないか、私の戻る場所はあるのかな…という思考に陥る。

私のせいじゃない…全部あの人たちのせいなはず…私は悪くないと誰かいって…ああ…この極端な思考はうつの思考回路だなぁ…と思う。ああ…会社に戻りたくない…(私ってやっぱり嫌なことから回避する傾向があるのかな…回避的性格障害?)

 

カウンセリングに行こうかな…

でも、私はいつもカウンセリングであったり、誰かに相談するときは、相手に本当に相談したいことが相談できているのかわからない。自分の一番弱い部分、自分で自分を悩ませている部分を相談したいにもかかわらず、話すときには完全に弱さを見せることができていないと思う。客観的にというか、なるべく端的にわかりやすく話さないといけないと思ってしまっているからなのかな。話すときには、落ち込みきっている状態じゃないから、どこか過去の事のようになってしまい、話すときには元気になっているってことも大きいと思う。

 

また脱線してしまったが、ここへ来て、私は前と同じ部署に戻る可能性が高いかもしれない。同じ部署で知りもしない人と面談をすることになった。復職後はこの人の下で働くことになるのかな…また中年の男の人か…。希望としては子持ちの女性がいる部署で働きたかった…

ここへ戻ったら、また気を使う日々が目に見えるようだ。時短ですみません、役立たずですみません、お荷物ですみません、突然休みとってすみません、権利だけ振りかざしてすみません…。女性ぺーぺーですみません。そしてまた、最初にいた部署の人達とすれ違い、挨拶をせねばならず、下を向く日々が始まるのかな…。そんな思考がぐるぐるぐるぐる。

 

私は、プライベートでない場(主に仕事関係)で人と話すときは、"きちんと"話さないとと考えている。"きちんと"というのは、相手にわかりやすく論理立てて、短くシンプルに、疑問点がないように。相手がわかっていないそうな顔をすると私は動揺する。私の話し方が良くなかったと思う。また失敗したと思う。そうだ私は話すのが苦手だと思う。私は、自分に対してのみ完璧主義なのかもしれない。

そして私はその後どうするかと言うと、「相手に合わせる」だ。相手が望んでいるだろう方向に話を方向転換する。相手に同意し始める。例えそれが自分の本心に嘘をついていたとしても、だ。この方法が、私が今までの人生で、苦しい状況(目上の人や苦手な人と話すなど)を、相手とぶつかるストレスをなくし、なるべく話を短く乗り切る方法だ。けれど安易に想像できるが、ここには自分の気持ちをどこにも出さず押し殺した、というストレスが内在する。そしてさらに、自分の望みとは真逆の誤った方向に進み続けているにもかかわらず、それこそが私の望みであると周囲に思われてしまう、という状況から抜け出せなくなる。何故なら、話し合いの場で私は相手に同意したから、相手にとってはそれが私の望みだと思われているからだ。ここまで来ると、私は自業自得だと思い、さらに何も言えなくなる。「あの時、本当はこうしたかったんです!」と誰が言えようか。言ったら言ったで、「あの時あなたがああ言ったからこうなったんでしょ!あなたのためにこうなったのに!」と言われて終わりだ。現に言われたことがある。

この負のスパイラルから抜け出すための方法は、「最初から自分の主張をきちんとすること

」。これに尽きる、のは頭では勿論理解している。それができない理由は、相手が目上の人やの場合、

・私なんかが自分の望みを偉い人に言っていいのか

・自分勝手で常識知らずと思われないか

・何も出来ないくせに生意気で大口だけ叩くと思われないか

相手が苦手な人の場合は、

・嫌な顔をされないか

・その後、無視などいじめられないか

・他の人に自分の悪口を言われないか

・怒涛の反論を受けないか

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私の頭の中は常にこんな感じだ。

 

対人関係での、自分に対する完璧主義から抜け出したい…