入院中

空気を読みまくって日曜朝に生まれてきたともくん。出産した日、パパはお休みだったのでずっと病院にいてくれた。2人とも疲労で、私のベッドで一緒に寝たのが懐かしい。産院では、パパの面会時間が夜30分のみなので、夜に会えるのを楽しみにしていたが、最初に私達が面会したときは、ともくんはなんと保育器の中にいた。出血多量の影響で、呼吸が早いとのこと。酸素濃度を高めに設定された保育器の中にいた。触れることはできたので、さらさらぷにょぷにょの頬に触れた。赤ちゃんの肌って本当に気持ちいい。パパはともくん大丈夫かな…ととても心配そうだった。

この産院では、産後0日の赤ちゃんだけ黄色いニット帽を被っている。可愛い。明日には保育器の外で会おうね、抱っこさせてね、と心の中で伝えつつ、その日の夜は更けた。保育器にいることもあり、授乳は翌日からとなっていたのでその日はたっぷり寝た。流石に身体の疲労が溜まりすぎて、かなり寝ても、まだ寝足りなかったけどね。

会陰切開3㎝は、やはりくっつくまで痛い。座れない。切るときは陣痛でそれどころじゃない。陣痛はもうとんでもない。本気で死にそうで死ぬ死ぬと叫んだ。後陣痛はそこまでではなかったから助かった。しかし何日目かの内診でグリグリやられすぎて、出血多量が再び。私は悪阻が酷いタイプのようだ。

 

パパは日曜から1週間の入院期間で、月水金土日と面会に来てくれた。でもなかなかパパの面会のタイミングでともくんは保育器から出られなかった。ちょうどパパが来ない日に出れたりした(笑)。ともくんは保育器を出たり入ったりしていたのだ。出血多量の影響は色々なところに出ていた。呼吸が落ち着いたと思ったら、黄疸の数値急上昇。最後には体重減少。ともくんのみ入院延長の可能性もある程だった。そうそう、黄疸の光線治療のブルーライトともくんの半ケツは可愛かった(笑)あと、蝉ちゃんともくんも可愛い(笑)

 

初めての授乳のとき、助産師さんが乳首をゴリゴリやってくれた。そしたら少し母乳が出てきた。ビックリ!出産した途端に、刺激すると出るようになるんだって!女性の体ってすごし。ともくんがパクパクしてガシッと噛んだ。う…と最初きたけど、だんだん慣れてきた。自分のおっぱいを飲まれるのは、なんだか不思議な光景だ。これが母になったということなんだなぁ。ミルクも加えつつ、退院間近には、完母でイケるかもと言われるほどだった!わーい!ミルクもやる予定だけどなんだか嬉しい。

 

入院中は、生まれた順番に並べられる。最初は一番後輩ちゃんだったともくんも、最後には一番先輩になっていた。当たり前だけど、1週間の差だけど、なんだか大変感慨深かったな。新生児は1週間でも顔が変わる!生まれた直後のお顔からもだいぶ変わった。これからの変化が実に楽しみである。

ともくん…どちらに似るのかな?( ˶ˆ꒳ˆ˵ )