自分の嫌なところ

どんなに腹が立って腸煮えくり返っても、悲しみに打ち潰されそうで辛くても、何故だか感情的に相手に言い返すことができない。

感情的に腹立つことを言われたとしても、私も同じ様に相手に対して感情的な暴言を吐くことができず、陰湿な嫌がらせのようなことで些細な抵抗をしてしまう。腹立たしくて言い返したいような思いを自分の中に押し殺す。心の中では酷い言葉を相手に投げ付ける。陰険な自分に嫌が指す。全部投げ出してしまえたら、どんなに楽だろうか、と思いつつも、きっと寂しいだろうなとも思う。

 

暫く経つと、もはや相手がどうのこうのではなく、どうして私は言えないんだろうと、悲しくなってくる。そこに相手への腹立たしさはもうない。いつもいつも小さな抵抗だけで、言葉をぶちかましてやれない自分の小ささというか、情けなさ、そういうことを考えてると、自分が嫌で涙が出てくる。

相手が怒り狂って反論されるのが怖い、ただの小心者なの?

言い争いになっても、エネルギー使い果たして疲れるだけで何も解決しないし、醜い言葉で言い争いをしてしまったという、悲しい事実だけ残るから、その事実に絶望したくないって思ってるの?

自分の口から醜い言葉が出ることが、どうしても許せないの?

私は良い子で居なきゃいけない、そんな醜いことなんて口に出してはいけない…っていう思いに縛られてるの?

結局、相手に嫌われるのが怖いの?捨てられるのが怖いの?

 

こういう風に悩んで沈んでいると、メンタル完全に治す前に子供つくって大丈夫だったの?先に自分のこと治してからの方が良かったんじゃないの?って、産休前に上司に酷い言葉言われたことを思い出してしまう。さらに落ち込む。

 

そして、横になっていても身体に力が入って、全く休まらない。カウンセリングして、こういうのは治せるんだろうか…どうやって話せば良いのだろうか……